副業

君の宝は持ち腐れていないか!?副業につながるあなたの「得意」

副業推進が盛んな今、副業で稼ぎたいと思っている人は多いはずです。しかもそれが、ただの内職のような副業ではなく、ゆくゆくはパラレルワークにつながっていくような本格的にお金になるスキルなら……。

と、考えたことはあっても、いざお金になる副業ができるスキルが自分にはない、とあきらめてしまいがちです。
しかし、本当にそうでしょうか?

あなたの持っているお金になるスキル、宝の持ち腐れになってはいませんか。

専門的な資格がスキルではない

まずは一番大きな勘違いをここで指摘しておきましょう。
それは何かというと「あなたにスキルはありますか?」と聞かれた時に「私には資格なんてひとつもないですから」と答えてしまう、そう「スキル=資格」という勘違いです。

「スキル=資格」というのは間違っているわけではない

まず、確かにスキルといえば資格を指すときがあります。

人にスキルを聞かれた時に、資格を答えるというのは一番わかりやすいですし、当然資格を有しているということはその分野におけるスキルがあるということで間違いありません。履歴書にも書きやすく面接でも伝えやすい、間違いのないスキルです。

「資格がある=使えるスキルを持っている」ではない

しかし、資格というのはあくまでも、きめられたハードルをクリアしたという証明書であって、本当に使える形でスキルが“身についている”というわけでもないのです。

それはいわゆる自動車運転免許を持っているのに運転ができない「ペーパードライバー」と同じ。
それこそ、某資格を取るための雑誌や講座などを片っ端から受けて「○○アドバイザー」「○○ソムリエ」「○○検定」などたくさん持っている人がいますよね。

しかし、資格をゲットに重きを置く人たちは、ゲットしたとたん内容をすっかり忘れている人も多いものです。つまりそれは、看板を掛けているだけで、中身のないお店と同じで役に立つスキルとは到底言えません。

「資格がない=スキルがない」でもない

そして同時に資格を持たないということはスキルがないというわけではありません。

たとえば、極端な例ではありますが、腹話術師のいっこく堂さんは、腹話術の資格を有しているわけではありません、しかし、彼は世界有数の腹話術師です。

そう、つまり、資格のないスキルなんてこの世にはたくさんあるのです。

そしてその中には、むしろメジャーなスキルよりも、簡単にそして大きくお金を稼ぐことの出いる様な資格だって存在するのです。

お金になるスキルとは何か?

では、資格ではないスキルでお金になるスキルとはどんなものでしょうか。それは、実は結構みなさんがありきたりに持っているスキルだったりするのです。

できる人が近くにいるといいな、そんなスキル

たとえば、あなたが一人暮らしを始めたとします。そんなあなたが、一人暮らしの初日、ご飯を作ろうと思うのですが、さて、一体どのように作ればいいのかさっぱりわからない、なんていうことがありますよね。

ああ、隣に料理の上手な友人でも住んでいればな、と思いながら、寂しくカップラーメンを食べるわけです。しかし、それはあくまで昭和の話。

いまやインターネットの普及で、全国のあらゆる人がネットでつながっている時代なのですから、ネットをひらけば料理の作り方なんて山ほど出てくるわけです。

そう、いま世間で求められているのは、こういうネットを介して行われる、近くにこういう人がいたらいいなのスキル。そしてそれは、たいていが、普通の特技と同じものだったりするのです。

普通の特技をお金に変えるのは、少しの工夫と+α

それでは、前に挙げた料理のスキルで見ていきましょう。

先ほどは、料理のスキルのような特技に近いものが必要とされていると書きましたが、実はそれは必要とされているだけですぐにお金にはなりません。

それこそ、料理の作り方なんかは、クックパッドを見ればタダでほとんどわかりますよね。ですから、ただ料理のスキルを有していてネット環境を持っているだけでは、それは普通の特技でしかないのです。

しかし、もしそこにひと工夫を加えてやればどうでしょう。たとえば、Skypeなどの通話アプリで映像を繋ぎながら、実際に映像を見て教えてあげるサービスなどをクラウドソーシング経由で販売するという手もありますよね。

簡単な英語を覚えて、英語で説明しながら日本の家庭料理を作る動画をYouTubeに上げるというのもいいでしょう。

または、おもてなし料理のレシピを参加者の人数や、条件、人となり、身分、立場などを加味して考えて組み立てていくというサービスなども需要はありそうです。

このように、ちょっとした特技にニーズを考えてひと工夫を加えることで、あなたの特技はお金を稼げるスキルへと変わっていくのです。

実際にお金になっているスキル例

では、ここからは、実際にお金になっているスキルの例を見ていきましょう。

手芸スキル

これは今や、ネット上におけるお金になるスキルの代表格といえるものになってきました。

アクセサリーや小物、ニットの洋服やそのほか多種多様な手芸作家さんが、クラウドソーシングなどを利用してお金を稼いでいます。

もちろん大きく稼ごうと思えば、かなりの人気を博す必要はありますが、月5~6万円ならば趣味の範囲でOK。もともと手芸商品というのは人気のあるものとして存在したのですが、ネットでそういう販売がなされるようになる前は、一般の手芸店など限られた場所でしか売っておらず、値段も馬鹿高かったわけです。

素人の作ったニットのセーターが、それこそちょっとしたブランドのジャケットと同じくらいの値段で売られていることがあったくらいです。

そんな中、ネットの発達で、手芸商品を安く買う場所が登場したわけです。一度クラウドソーシングサイトなどを見て、自分でもできそうなものがないか確認してみるといいかもしれませんよ。

きれいな声

きれいな声があったところで、お金にはならないと思っているかもしれませんが、そんなことはありません。

いまや、ユーチューバーといわれる動画の再生数でお金を稼いでいる人たち、特に、自分が出演するのではなく、特定の情報を提供する人たちにとって需要が高いのがナレーションです。

とはいえ、ユーチューバーの人も潤沢な資金があるわけではないので、プロに頼むのは難しい。そこで、声のきれいな素人の人にプロよりは安い値段でナレーションを頼むということが実際に一つの需要として成り立っています。

それだけではなく、声のきれいな人に関しては、ただ単に話し相手になるという仕事もあったりするのです。

また、アマチュア西友として個人製作の動画に声を入れるお仕事というのも存在しますし、かなり潜在需要が高いスキルなのです。もちろん、そこには売り方の工夫というのが大切には成ってきます。

しかし、今の時代にマッチした、稀有な才能が「声のきれいさ」であることは間違いないのです。

イラスト

もうこれはある意味ネット上でお金になるスキルの中では、トップクラスです。

いまや、フリー素材サイト「いらすとや」の影響で、人と差をつけるチラシやブログやツイッターのヘッダー、似顔絵アイコンなどはかなりの工夫が必要になってきました。

ですので、特に似顔絵系のイラストの需要はむしろ高まってきているといえるのです。学生時代絵を描くことに熱中していて、それこそ同人誌を作ったりお絵かきサイトに投稿していた人は、決して少なくはないでしょう。

イラストレーターとして食っていくには足りなくても、ちょっとかわいい似顔絵を描けるという人は、かなりの数それがお金になるとも知らずに埋もれているはずです。

いまやSNSは衰えを知らないツールとなり、流行ではなく立派な社会インフラになっています。

そんな社会インフラともいえるSNSには、必ず自分の顔を表現するサムネイルが必要になるのですから、潜在需要の多さはいうまでもありません。顔でだけでなく、ロゴデザインなども入れれば、かなりの収入が期待できるジャンルです。

他にもいろいろなスキル

他にも、お金になるスキルはたくさんあります。

たとえば楽器演奏などもそうですし、作詞作曲ができるとなると、これもかなり高い需要があります。

簡単な動画制作もお金になりますし、サイトSEOに知識があれば、そういう技術指南でお金を稼ぐことができます。
他にも恋愛相談や占い、上手なメイク術に独自の筋トレ法など、そんなものが本当にお金になるんだろうかと思えるようなものまで、ありとあらゆるものがお金になる時代なのです。

そしてそんなスキルの中には、本来であればプロになるには一歩手前くらいのスキルであったり、ただの趣味の延長のようなスキルであったりするものが多いのです。つまりは、近くにこういうのが得意な人がいたらいいな、程度のスキル。

ネットで距離の概念がなくなった今、お金を出すことで、そんな近くにいたらいいなのスキルを求める人がたくさんいるというわけなのです

得意をお金にする

インターネットの作り上げた世界というのは、これまでプロにしか許されなかったものを素人に開放した世界です。プロではない人が漫画を描き、プロではない人が動画を作り、プロではない人が小説を書いて、プロではない人がブログやSNSで情報を発信する。

そして時には、そんな得意をひっさげた素人がプロを凌駕することもある世界です。

あなたの得意に、お金になるものはありませんか?

実際に趣味の延長で始めたフリーライターが、独立してそれ一本で働いているという事例を私は知っています。あなたの得意は、あなたの人生を変える、素晴らしい「スキル」かもしれないのです。

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