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時代性のない普遍のスキル、ポータブルスキルを磨く。

21世紀に入って、時代の変化のスピードは刻一刻と増して行っています。
そんな中、時代性をもって求められるスキルもまた、刻一刻と変化してゆき、せっかく身につけたスキルが身につけたときにはもう役に立たなくなっている。
などという事がこれからあり得る。それくらい時代の変化の早くなっていると言っても過言ではありません。
そんな中、時代性に左右されないスキルとして、いま「ポータブルスキル」というものが注目されつつあります。
またこのポータブルスキルは、職種や業種にすら左右されないスキルでもあるのです。
ここでは、そんなポータブルスキルについて、迫ってみようと思います。

ポータブルスキルとは

ポータブルスキルとは「ポータブル(持ち運びのできる)」「スキル(能力)」という意味で、いわゆる特化型のスキルではなく汎用型のスキルという意味です。
例えば簡単な例を出すと「人付き合いのよさ」というのは、たとえそれがどんな職場であろうと有効に活用することのできるスキルですよね。こういったスキルがポータブルスキルと言われるものです。
本来は、汎用性の高い簿記や語学力というものもポータブルスキルに入ります。
しかし、現在では、そういった履歴書にかけるスキルはテクニカルスキルと言われ、ポータブルスキルは履歴書に書けない能力と認識されることが多くなっています。
つまり、その人個人の持つ、潜在的な能力と言い換えてもいいでしょう。

なぜ今ポータブルスキルなのか

その答えは簡単で、終身雇用制が完全に崩壊し、働き方の選択肢が増えた今、専門的な能力だけでは柔軟に対応できないからです。
今、仮に何かの技術職の専門的能力を有していたとしても、ずっとその仕事ができるわけではなりません。
また、転職や複業が当たり前となってきたときに、偏った知識やスキルしか持っていない場合、その選択の幅は思っている以上に狭くなってしまいます。
そんな時、汎用性の高いポータブルスキルを有していれば、その幅はぐんと広がるのです。
つまりポータブルスキルは、あなたの可能性と、機動性を高めてくれるスキルなのです。

どんなポータブルスキルを探す。

実はポータブルスキルに、これが最高というものはありません。
また、ポータブルスキルは、大いに性格に依存する部分がありますので、どのスキルが有用だと規定されたとしてもあなたがそれを身に着けられる保証はありません。
引っ込み思案で思慮型の人間に、社交性やリーダーシップを求めても難しいということですね。
そこで、ポータブルスキルとして何を磨けばいいのかについては、客観的な判定にゆだねることをお勧めします。
つまり、あなたのことをよく知っている、もしくは、あなたが信頼できる人間に自分を判定してもらい、あなたの中にある『強み』を教えてもらうという事です。
もしくは、ネット上にある転職サイト等に登録し、転職コンサルタントやキャリアアドバイザーなどに判定してもらうのも一つの手です。
こうしてあなたの中にある、最適なポータブルスキルを発見してもらうことが、それを獲得する第一歩になるのです。
ただし、このとき、恋人や家族に相談してはいけません。
恋人や家族という存在はあなたを客観的に判断するには、精神的にもまた重ねてきた年月においても不適格と言わざるを得ないからです。
十分に気を付けましょう。

ポータブルスキルの磨き方。

まずはポータブルスキルを①コミュ力②仕事力③人間力の3種に分けます。
①はズバリそのままコミュニケーション能力。②の仕事力は仕事の処理能力。③の人間力はセルフコントロール能力の事を言います。
まずは先程の客観的な判定からこの中のどれに自分が当てはまるかを考えます。
そしてどれかに当てはまったときに、そうではないスキルを伸ばしてやることで、ポータブルスキルの汎用性を高めていくという方法がお勧めです。
つまり弱点を補って、その上、シナジーによってよりレベルの高いスキルに育てるという事です。
例えば①のコミュ力だけを持っていても、その仕事の範囲は固定されてしまいますが、そこに②の仕事力がつくとどうなるでしょう。
コミュ力が高く仕事の処理能力が高い人間は、その汎用性において高いのは言うまでもありません。
また①のコミュ力に②の人間力が付けば、これはリーダー的な素養に育つ可能性もあり、そうなれば転職や複業に有利なのは言うまでもないことですよね。
こうして、自分にない素養を伸ばすことで、より汎用性があり、ワンランク上のポータブルスキルは育ってゆくのです。

まとめ

いかがでしたかポータブルスキル。
これからの時代、一つの業界に詳しくその業界の中でだけ活躍出来る、いわゆる業界人というものはどんどんと淘汰されていくと思われます。
転職や複業を持って働く事が一般化すれば、その傾向はより顕著に表れるでしょう。
ですので、これからは、自分をよりしっかりと見つめ、自分の中にあるポータブルスキルを育てていくことで、自分をより高いレベルで汎用性の高い人材にセルフプロデュースする必要があるのです。
そうすれば、職種を問わず、より自由で機動性の高い職探しができるはずです。
ぜひ、ポータブルスキルを伸ばす努力をしてみてはいかがでしょうか。

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