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フリーランスを目指す人に贈る「BIG3の名言」

前回、フリーランサーとしての一つの形としてアスリートの名言を紹介しました。

しかし、同じフリーランサーで皆さんがよく知っている人たちというのは、芸能人も同じ。一般に芸能人は事務所に所属しているといいますが、これもプロスポーツ同様、個人事業主として事務所と契約している人がほとんど。

というわけで今回はフリーランスに送る芸能人の名言を、中でもお笑い界のトップ3であるBIG3こと、タモリさん・たけしさん・さんまさんの名言をお送りします。

タモリの名言

言わずと知れた元お昼の顔タモリさん。

もともとボーリング場の支配人からタレントになり、現在は芸能事務所に所属しながら個人事務所を経営、一時期は完全フリーランスだったという生粋のフリーランサーです。そんなタモリさんの名言は、どこか独特で、新しい発想の切り口となってくれます。

「真剣にやれよ!仕事じゃねぇんだぞ!」

まさにこれこそタモリさんのタモリさんらしさを表す名言です。

じつはこの名言は、休日一緒にゴルフをやっていた人に対しての言葉なのですが、タモリさんのモットーは真剣に遊び適当に働くですから、何ともうなづける話です。

しかし、そのスタンスがタモリさんのあのあふれる(無駄)知識と様々なものに対する完璧な適応力を産んでいるのですから仕事のプラスになっていることは間違いありません。フリーランサーに必要な「インプット」の重要さを知るタモリさんらしい考え方です。

「まあ、私も結構活躍してるみたいなんですけども、宇宙から見たらもうどうでもいいですね」

タモリさんの魅力は、他の芸人さんと比べて肩の力が抜けているところですよね。

きっとかなりのストレスのある仕事であることは想像に難くないのですが、それでもひょうひょうと生きているところに大きな魅力を感じます。そして、その魅力の源泉が、こういった考え方なのでしょう。

フリーランサーは仕事における失敗や負債がすべて自分にだけかかってくる仕事で、その責任も会社員に比べれば重くなってきます。
そんな時必要なのは、ストレスとどう向き合うのかということ。

この「諦観」とでもいうべき大きな考え方を持っていれば、ストレスに押しつぶされることなく生きていけそうな気がしますよね。

「明日のことを語れるヤツはゴマンといるが、昨日までのことをキチっとやれるヤツはほとんどいないんだよ」

そんなタモリさんでも、すべてにおいてちゃらんぽらんというわけでは当然ありません。

一人の人間として、タレントとして、フリーランサーとして、ここまでの地位を築いてきたのですからそんなわけはないのです。
特にフリーランサーの様に独立心の高い人間は、夢を語りがちなものです。

未来の希望や展望、そしてそこに向かうプロセスを思い描くことは当然大切なことですが、それにはきちんとそこまでの道のりを歩んでいる必要がある。ただ明日を語るだけで、足元をおろそかにするようでは、フリーランサーとしての成功はつかめないのかもしれませんね。

「今はね、友達を作ろう作ろうって言い過ぎるよ。友達なんかいなくていいんだよ。」

そんな言葉を残しているタモリさんは、では孤独な人間かといえばそんなことはありません。芸能界においても大物俳優から(元)ジャニーズタレント、さらには一般の人でいえばその辺の工務店の社長から大学教授まで幅広い人脈と友達をもっています。

では、なぜ、友達を作ろうとしないのにそんな状況が生まれるのか。それは簡単です、タモリさんに魅力があるからです。じつはこれこそフリーランスとして成功する秘訣といえるでしょう。

フリーランスにとってクライアントや仕事上の人間関係は何よりも大事な物ですが、それを無理やり広げようとしても、結局は薄い関係にしかなりません。

しかし、自分に仕事上の魅力、つまり価値あるスキルを持っていれば自然と自分中心につながりができるものです。
そしてそうして出来たつながりは、思いの外深く、いざという時に役に立つつながりなのです。

北野武の名言

ご存知世界のキタノこと、北野武さん。
生粋の漫才師でありコント職人であり、作家であり絵も書いて作詞もやって、しかも世界でも有数の映画監督でもあるという、フリーランサーでありパラレルワーカーな巨人です。そんな武さんの名言には、その明晰な頭脳から生まれる深い味わいが存在します。

「どんなに売れても、300人、400人の客前で上がらないようなヤツは芸人として感受性がないだろ。俺、今もすごい上がり症だしな」

超大物売れっ子芸人でありながら、いまだに緊張するというたけしさん。

しかしたけしさんにとって、その緊張するという行為自体が、感受性なのだといい、むしろ緊張しないことの方が問題だというのです。フリーランサーにとっても新しい仕事や新しいクライアントと仕事することは、大きな緊張を伴います。

それこそ、安定の道を捨ててフリーランスとして生きてい聞くと決めたこと自体、大きな緊張を伴うことであるのは言うまでもありません。しかし、そんな緊張をなくしたとき、それはフリーランサーとしての感受性が衰えているときかもしれませんね。

「とにかく金を稼げ、それで何でも買ってみろ。愛 恋 友情 幸福、みんな買えたか。それから金で買えないものを探せ。」

よく人は「お金で買えないものもある」と金儲けをすることをいさめたりしますよね。しかし、やはりお金とは大切なもので、それを稼ぐために一生懸命になることは、金にがめついのでも守銭奴なのでもなく、誰にも責められることではないのです。

そんな真実をたけしさんは、このように表現します。

それはある意味、やっても見ないで文句を言う人間に対するアンチテーゼであり、想像で他人を批判する人間への痛烈な批判ともいえます。まさにフリーランスという仕事に対する世間の目に対して、言ってやりたい言葉ですね。

「日本人はどうしても、人がやってくれるのを待つんだね。でも、自分で動かない限り、やっぱり周りは動かないんだ。」

まさにこれこそフリーランスに必要な行動原理です。

自分が動くということは、自分だけで動くということではなく、自分が動くことではじめて、周りも動いてくれるという現実。フリーランスとはほかの誰にも制限されない仕事ですが、他の誰も動くことを命令してくれません。他人が動くのを待っていては、いつまでたっても動き出すことはできませんし、常に自分が自分に必要な動きの中心にいなくてはいけない仕事です。

そうであるならば「まず自分から動く」は忘れがちですが鉄則なのです。

「鳥のように自由に空を飛びたいというのは勝手だけど、鳥が飛ぶために何万回翼を動かしているかよく見てごらん。」

たけしさんの名言の最後としてフリーランサーに紹介したいのはやはりこれです。

フリーランサーになっている人、またなろうとしている人というのは、やはり他の人よりも自由に対する渇望が強く、それを求める人間です。
しかし、そんな求めるべき自由のきびしさを知っている人がどのくらいいるでしょうか。

お笑い芸人であり映画監督であり、他にもたくさんの仕事を自由にこなしているかに見えるたけしさん。そんなたけしさんだからこそ、自由というものがいかに過酷で、簡単なものではないか、という現実をしっかりと認識しているのです。

明石家さんまの名言

最後は「お笑い怪獣」「日本一しゃべる男」「眠らない男」「日本一の無責任男」と代名詞に事欠かないさんまさん。

まさに、お笑いをするために生まれお笑いをするために生きているといってもいい、日本のお笑いの歴史の中でも特筆すべき大名人です。そんなさんまさんから学び取ることは、本当に多いのです。

「バラエティに感動の涙は要らんねん!芸人は笑わせて涙流させな!」

この一言に、フリーランサーとして受け取るべきことが本当に多く詰まっている、そんな一言です。

まずは、自分の仕事の信念を貫くという、たった一人で仕事をする人間にとって最も大切なマインドがこめられていますよね。
そして同時にこの言葉には、安易な成功を求めないというさんまさんの強い意志があるのです。

人を感動させて泣かせることは、本当に簡単です。しかし、泣くほど笑わせるというのは、これほど難しいことはないというくらい、過酷な挑戦であることは感覚でわかると思います。

そしてさんまさんはあえてそこを目指すのです。安易な成功に逃げず、自分の本当にやりたいことをひたすら目指していく姿勢は、フリーランサーにとっていうまでもなく大切なことです。

「お前はホント、自分のうまさにつまずくタイプなんやろね。得意なものにつまずくからなぁ、全員」

まさに、得意を仕事にしているフリーランサーにとって、ドキリとする一言です。そもそもフリーランスの仕事というのは、得意を仕事にしたいという想いから始まることが多いのですが、仕事となると得意なことばかりはやっていられません。

しかし、気が付いてみると失敗のほとんどは、自分が得意だと思っていた仕事のコアな部分ばかり。きっとそこには、得意であるからこそのおごりや無警戒さ、そして雑さというものが存在していて、得意だからこそ犯してしまう過ちというものがあるのでしょう。

得意だからこそ足をすくわれる瞬間がある。だれよりも得意を売りにして働くさんまさんの言葉だけに、肝に銘じておきたい言葉です。

「テンポのない司会者や思われたら仕事減るねん!」

今やテレビで見ない日はないさんまさん。それこそ、その気になれば自分の番組なんてどれだけでも持てそうな人ですが、それでも彼はいまだに周りの目を気にして自分の実力を誇示しようとします。

そこにあるのは、仕事に対するあくなき貪欲な姿勢です。彼は自分の現状に満足することはなく、またたくさん現れては消える若手芸人に対してもライバル心をむき出しにして、日々お笑いの現場で戦っているのです。

そう、そこには慢心がないのです。慢心は、特にそれをいさめてくれる人のいないフリーランスの仕事にとっては、最も大きな敵なのです。

「満点は星空だけで十分や。」

さんまさんは常に完璧を求め貪欲に笑いに対して努力する人です。しかし、完璧を求め続ける事と完璧になろうとすることはイコールではなく、完璧を求めていても完璧ではないことで落ち込まないこのスタンスは、本当にみならいたいものです。

人に完璧はないと知っていながら完璧を目指し、完璧を目指しながらも完璧でないことに落ち込まない。確かに、それを実践していけば、日々向上していくことは間違いありませんし、フリーランサーとして見習うべき部分の多いマインドです。

フリーランサーとして生きていくには「個性」が必要

個性とは、生まれ持った物ではありません。

それは、BIG3の名言を見たらわかると思いますが、個性とは生きているうえで自分の思い描いた自分の理想像をいかに追い求め続けられるかにあるのです。

証拠に、きっとBIG3のお三方が人生観を語れば、それぞれ納得できないだろうという位その考え方は違うのです。しかし共通するのは、それを貫いているということ。この、個性を貫くということこそがフリーランスには絶対に必要な条件だといえるのです。

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