複業(パラレルワーク)

おすすめの複業を職業別に紹介!注目の分野はこれ!

複業を成功させやすい、おすすめの分野や職業を知りたい方向けの記事です。

複業をやってみたいけれど、どんな分野なら複業が成立しやすく、継続可能なのかがよく分からないという方もいることでしょう。

そこで本記事では、複業するならどんな分野・職業がおすすめで、それぞれどんなスキルが求められるのかを紹介します。「初めての複業で失敗することが不安」という方も、本記事で有力な分野を知り、複業成功のビジョンを描きましょう。

複業が成功しやすいおすすめの分野

徐々に広まりつつある複業(パラレルワーク)ですが、当然ながら、まだ経験したことがないという方もたくさんいると思います。

ここではまず、複業が成立しやすく、継続可能な分野とはどういった分野なのか、また、それぞれどういうスキルや人材が求められるのかを紹介します。

1.IT系

IT業界は注目度が高く、将来の伸びしろが期待できる分野です。

エンジニアリングスキルを活かしたWebデザイナー、SE、プログラマーなどは人材不足であり、複業が可能な求人も多いため有力な候補といえます。

2.コンサルティング系

スキルや経験を活かしてノウハウを教示する分野です。

人事やマーケティング、営業、広報、経営など、企業が抱える様々な課題を解決するコンサルティングの仕事があります。即戦力となれるプロ人材は、多くの企業で重宝されます。

個人向けのコンサルティングとしては、資産運用の他、婚活・恋愛コンサルタントなど、個性的なものもあります。
キャリアを積むことにより独立も可能です。

3.クリエイティブ系

新しいサービスや商品を開発する分野です。

特にベンチャー企業では複業を積極的に推奨する企業が多いため、複業を成立させやすいといえます。また、ベンチャー企業は転職率が高い傾向にあり、社員の定着を図る狙いから福利厚生が充実している場合も多く、より良い環境で複業をするチャンスがあります。

たとえば、近年多くのベンチャー企業で力を入れている福利厚生が「ファミリーデー」です。

複業をするには家族の理解や協力が不可欠です。社員の家族を招いてイベントを行うファミリーデーは、家族が会社の様子を知ることで、理解や安心につながるというメリットがあります。

クリエイティブ系の分野では、モノ作りに興味関心が高く、積極的な提案や行動を起こす能力が求められます。

4.社会貢献系

NPO法人など、社会への貢献を目的とした組織で活動する分野です。大きな収入にはなりませんが、社会貢献をしながら自分のやりたいことができます。

また、組織を成長させるノウハウを習得したい方にとっては学びの場となり、逆に企業でのキャリアがあるプロ人材の方にとっては、ノウハウを提供することで組織の成長に貢献することができます。

複業にやりがいや生きがいを求める方や、世の中の役に立ちたいと考える方にはおすすめの分野といえます。

おすすめの分野で成功している複業人の実例

次は、おすすめの分野で実際に成功している複業人の実例を紹介します。

「営業マン × 不動産投資コンサルタント」の複業

<Aさん(40代・男性)の事例>

会社員で営業マンのAさんは、複業で不動産投資コンサルタントをしています。

Aさんは、自己流の不動産投資で失敗した経験から、不動産投資についてしっかり学ぶことの重要性に気づきました。そしてまずは自らが学び、次にコンサルタントとして同じ悩みを持つ人の手助けをしたいと考えるようになりました。

現在のAさんは、正社員として会社に勤務するかたわら、コンサルタントとしてセミナー講師や個別相談などを行っています。Aさんはこれからもずっと複業を続けたいと考えています。

会社員としてチームで協力しながら目標を達成する喜びと、コンサルタントとして自分がやりたいことを実践し、人に感謝されることへの喜び。その両方を味わえるのが、Aさんにとっての複業の醍醐味だそうです。

「映像ディレクター × アニメ制作」の複業

<Kさん(30代・男性)の事例>

会社員で映像ディレクターをしているKさんは、「自らも作品を生み出してみたい」という思いから、アニメ制作の複業を始めました。

2つの仕事は、クライアントのニーズを捉える視点や、クリエイターとのやりとりにおいて共通するものがあり、Kさんは、複業をすることで多角的な提案ができるようになったと感じています。自分が作品を作る立場に立つことで、双方の仕事に良い循環が生まれているようですね。

職業別に見るおすすめの複業5選

ここでは、おすすめの分野に該当する複業を、職業別にいくつか紹介します。

マーケターにおすすめの複業

<webサイトの運営>

マーケターの方におすすめの複業が、自分でwebサイトを作り、運営するというものです。

企業が求めるものではない、自分の好きなサイトが作れるというメリットがあります。

また、自分が運営するwebサイトは試作という位置づけにもでき、企業で大規模なマーケティングを行う前の判断材料としての活用もできます。

人事のスキルがある方におすすめの複業

<人事コンサルタント>

採用人事の経験が5年以上ある方や、人事部統括の経歴がある方には、企業への人事コンサルティングを行う複業があります。
採用の強化を経営課題とする企業や、人事制度の抜本的な改革をしたい企業において、適任者がいないというケースはままあります。そのような企業では、これまでの経歴を活かし、ノウハウを教示できる人材が歓迎されます。

webデザイナーにおすすめの複業

<webライター>

webデザイナーはリモートワークがしやすく、その分複業が成立しやすい職業といえます。そんなwebデザイナーの方の複業には、空いた時間を活用しながら在宅でもできるwebライターはおすすめです。

webライターは文章を書くのが仕事ですが、デザインとライティングのどちらもできるwebデザイナーとなれば、仕事の幅を広げることも可能です。

また、webデザインの仕事では、お互いの意向を伝え合うのが難しく、何度も修正が必要になって苦労してしまうという方も多いようです。そんな時、相手の意向を汲み取り、思考を整理し、伝えたいことを明確に表現するwebライターとしての経験は活かされるでしょう。

webデザイナー兼ライターとしての実績を上げ、独立するという道もあります。

プログラマーにおすすめの複業

<プログラミング講師>

近年、プログラミングを学ぶ人が急増しています。

将来を見据えてプログラミングを学ぶ子どもや、大人の学び直しとしてプログラミングを学習する人など、年齢を問わず注目されています。

そのような中で求められるのが、既にプログラミングの専門知識を有しているプログラマーです。

プログラミングのオンライン講師であればより効率的に複業ができる他、講師としての経験を積んで独立するという選択もあります。

<AI開発者>

AI開発者は人手不足でありながら、今後ますます仕事が増えると予測されています。そのため、プログラマーの方にはAIの開発に携わる複業もおすすめです。

仕事がAIに直に関わるものであれば、AIが進化しても自分の仕事が奪われてしまうという心配もありません。長期的に働くことができ、将来性のある複業です。

おすすめの複業まとめ

おすすめの複業について見てきました。

こうして見ると、複業を成立させやすい分野は決して限られたものではなく、複業が特別にハードルの高い働き方ではないことが分かるのではないでしょうか。

複業を成立させるために必要なのは、何といっても行動力です。複業成功への具体的なビジョンを描いたら、まずは第一歩を踏み出しましょう。

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パラレルワーカー

肩書はCHROではありますが、基本はマーケティング全般や事業企画などが得意で過去には副業紹介サービス「プロの副業」も立上げました。

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