マーケティング

あなたのためにある世界。リファラルマーケティングとは。

最近ネット上で話題に上がることの多い「リファラルマーケティング(リファーラルマーケティング)」という言葉。
皆さんは御存知でしょうか。
簡単なカタカナ語ではありませんし、新しい言葉ですので、ご存じない方も多いと思います。
とは言え、知らないともったいないリファラルマーケティング。
今回は、今後さらに注目のWordとなってくるりファラルマーケティングについて迫ってみたいと思います。

リファラルマーケティングとは

まずは言葉の意味を知らないといけませんよね。
リファラルマーケティングとは、紹介流通ともいい、友人や知り合いなど親しい人間によって商品を紹介されることで通常の宣伝よりも親近感と安心感をもってプロモーションできるマーケティング手法です。
簡単に言うと、商品の宣伝やチラシなどの広告媒体ではなく、知り合いや友人、もしくは一般の人によっておすすめされることで販売していく方法ですね。
言い換えれば口コミマーケティングと言ってもいいかもしれません。
これにより、その商品やサービスの愛用者がすすめられてその商品やサービスを使い、またそれがどんどんと広がっていく。
そんな個人ベースの横方向の広がりが期待できるマーケティング手法です。
これにより企業は宣伝費などが大幅に削減でき、しかも購入者は実際の使用者のオススメである以上安心して購入できます。
それは、価格の低下にも顧客満足度にも貢献する画期的なマーケティング手法だといえるのです。

それって危なくないの?

商品を紹介して口コミで広がっていく。
この話を聞いて、危機感というか警戒感をもったあなたは、むしろなんの警戒感も持たなかった人よりは健全です。
そう、これ、一見するとネットワークビジネスやネズミ講と言ったものに似ていますよね。
しかし、大きく違う点があります。
それは、口コミでオススメをする紹介者が商品を売るわけではないという点です。
実はネットワークビジネスやネズミ講の一番の問題点は、ここです。
紹介者が自分で商品を会社から買い込み、それを紹介した他者に売ることでそこに利益が発生し、儲かっていく。
この方法を取ってしまうと、段々と末端に行くほど販売が難しく、大量に買い込んだ商品の損益を一人でかぶるような目にあってしまいます。
しかしリファラルマーケティングは違います。
「あの商品いいらしいよ、紹介してあげるから使ってみて」
と、商品なりサービスを紹介したところで、実際紹介された人がサービス料や商品代金を収めるの会社の方で、紹介者に入るのは会社からの謝礼のみです。
別に在庫を溜め込むわけでも直接売るわけでもないというわけですね。

こんな会社も使ってる

それでもまだ心配な人には、リファラルマーケティングを使っている会社を紹介しましょう。

Dropbox

名前を聞いたことがある人も多いと思いますが、ネット会でも大手のファイルストレージサービス。
つまり、ファイルをネット上に保存し保管してくれるサービスをしているDropboxも、リファラルマーケティングを利用して大きくなった会社です。
Dropboxにおいては、保存できるファイルサイズの上限を引き上げることを報酬として、友達紹介キャンペーンを行い企業としての規模を大きくしていきました。
これでなんと1年300万人の利用者を増やしたというのですから驚きです。

airbnb

airbnbも効果的なりファラルマーケティングで成功したサービス。
airbnbは旅行先の宿を提供したり、それを利用したりというサービスですが、利用者にサービスの宣伝をしてもらい、口コミ宣伝をしてくれる人とそれを受ける両者にトラベルクレジットを配布するというサービスを行いました。
これにより、当然利用者を増やすことに成功しましたが、同時にサービスの良さを自社宣伝することなく広めることにも成功。
利用者とイメージの両方を安価に増やすことに成功しています。

STARBUCKS

さぁネットに興味のない人でも知っている名前が出ましたね、そうスターバックス、あのスタバです。
このスタバが行なっていたリファラルマーケティングが「Send you thanks」キャンペーン。
これは、コンビニで買ったスタバのドリンクと一緒に写真を取って「#SendYouThanks」というハッシュタグ付きでSNSに投稿すると、ドリンクチケットなどがもらえるというキャンペーン。
まさに口コミ力をつかったリファラルマーケティングの典型で、しかもネット上で注目されているSNSを使ったリファラルマーケティングのお手本のようなものですね。
SNSが手放せない現代において、その効果は絶大と言っていいでしょう。

まとめ

いかがでしたかリファラルマーケティングについて、理解して頂けたでしょうか。
今後SNSを使ったこの手法は、ネット上において当たり前のように広がっていくことが予想されます。
しかも、それは、SNSを利用するだけのインターネットライトユーザーにだって、利益をもたらす可能性のあるシステムでもあるのです。
とは言えリファラルマーケティングの説明としては、今回はほんの基本。
知れば知るほど可能性が見える、リファラルマーケティングはこれからのネットの常識となる魅力あふれるシステムと言って間違いないでしょう。

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パラレルワーカー

肩書はCHROではありますが、基本はマーケティング全般や事業企画などが得意で過去には副業紹介サービス「プロの副業」も立上げました。

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